top of page
検索

世界から見た日本と日本から見た世界

更新日:2022年9月10日

日本の国連分担金はアメリカ、中国に次、世界第3位です。


しかし、米シンクタンク「世界開発センター」が先進国の途上国への貢献度を指標化している開発貢献度指標では毎年対象先進国の中で最低レベルに位置付けられています。


このギャップはどこから生まれてくるのでしょうか?


その答えは決して単純ではないと思いますが、先進国7ケ国の若者を対象とした意識調査で、日本の若者が「国際的な視野を身につけていると思う」(24.3%), 「国際的な視野を身につけていくために必要な政策が充実している」(14.5%)のいずれも最下位だった事と無関係ではないと思います。


客観的に日本が国際社会に対する貢献度が非常に低い思われている事、

主観的に日本の若者が国際的視野や経験を身につけていない/ 身につける機会がない思っている事、


この事実をどう捉え、どう向き合うか。

考える意義はあると思います。


最新記事

すべて表示

ボールのある風景を集めたフォトギャラリー「サッカーのある日常」の作成を開始しました。 「難民キャンプ」「紛争」「貧困」「発展途上国」などの状況は、私達の生活との「違い」に多くの目が向けられます。 そして、その「違い」を「援助」の対象として捉えたり、「自分事」や「共感」として向き合う事が求められたりもします。 でも、実際の活動の中で出会う彼らは自分達と何も変わらない、という事もまた事実です。 ちょっ

海外で活動していると日本人は「親切」「思いやりがある」とよく言われます。 外国人の日本人に対するイメージ調査でも「親切」は上位に挙げられている事が多いです。 しかし、個としての日本人のイメージとは違い、国としての日本は「寛容さ」が非常に低く評価されています。(World Happiness Report 2022: https://worldhappiness.report/) このレポートが全て

先日、サッカーが好きだけどサッカーを辞めようと考えている子供の話を聞きました。 日本のサッカー人口は小・中学生は共に20万人以上いるのに対し高校生では16万人まで減少し、40歳以上では4万人まで減ってしまいます。 一方、ドイツでは小学生年代の2倍以上の大人がサッカーを楽しんでいます。 この差はどこから生まれるのでしょうか? 勿論、サッカーから離れる理由は様々ですが、成功を収めた一握りの人たちの陰で

記事: Blog2_Post
bottom of page